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年齢・性別
43歳・男性
現在の居住都道府県
愛媛県
看護師として働いた(働いている)年数
17年
インシデント発生時、どなたかに相談しましたか?
同僚や先輩
インシデント発生時の状況
現在施設内の職員数が減少していること(人手不足)と、新人教育とが重なり、細かなところまで気配りができていない状況でした。それによって業務に焦りが出て、雑に介助してしまい内出血などができてしまうことが頻発していました。また、転倒までには至っていないが、急に立ちがろうとしフラつくところを発見する機会が多くなってきました。環境面では、床に水が落ちてそれを拭かなかったことで滑りそうになったこともあります。時間帯は、午前中や夕方が多かったです。
インシデントの主な原因
介護現場での人員不足、介護職員や看護職員の時間に追われてしまうという焦り、手技の未熟さ、最初に発見したインシデントレベルを見落とす、情報の共有をしないことが主な原因です。
インシデントへの対処方法
インシデントが発生した時には、対処しないといけない状況であれば、処置をしたり修正をしたりしています。
インシデント後の経過
インシデントが発生した時は、インシデントレポートを記入します。その後、該当ユニット内で情報の共有をはかり、なぜ危険であったのか、アクシデントまでに至らなかったのかを1週間程度を目処に意見を求めるように心がけています。
インシデントを無くすためには
個人的にインシデントをなくすという考えはありません。なぜなら、インシデントがあるからこそ重大なアクシデントに至っていないということにつながります。アクシデントはインシデントに気付かなかったり適切な対応ができなかったりした結果、重大な事故につながるからです。インシデントがあるということは、その行為に至るまでにチェク項目が無数にあるということになります。そのため、インシデントをなくすという考えはないです。
インシデントで悩んでいる看護師さんたちへのアドバイス
インシデントレポートを人より多く出しているから、看護・介護行為が不適切だということにはならないと思います。むしろ、インシデントに気づくという行為が素晴らしいと感じます。インシデントレポートをしっかりと分析・アセスメントすることで、マニュアルの改訂や手技の見直しなどにつながると思います。
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