Contents
年齢・性別
24歳・女性
現在の居住都道府県
東京都
看護師として働いた(働いている)年数
2年
看護師を辞めたいと初めて思った年数
入職して3ヶ月目
看護師を辞めたいと思った時、どなたかに相談しましたか
同僚
看護師を辞めたいと思ったきっかけ
きっかけは周囲のスタッフが働く様子を見て、このままでは幸せな生活は送れないと感じたことです。私が就職した病院は急性期病院でした。残業が月平均70時間ほどあり、昼休憩時間も30分ほどしか取れず、新卒といえど体力の限界を感じていました。また、勤怠管理がしっかりされておらず、タイムカードはなく出勤した日にハンコを押すだけでした。残業代もほとんど付きません。1年目の看護師が効率的に仕事ができずに残業しているなら納得できます。しかし、ベテランの先輩方は同じかそれ以上に残業しており、ほとんどの先輩が「辞めたい」と言いながら働いていました。うつ病や適応障害と診断され、退職していった方もいます。当時の私のキャリアプランは最初の3年間は急性期病院で経験を積み、その後に保健師になろうかな、と漠然と考えておりましたので、辛いときも最初の3年間は頑張るって決めたでしょと自分を励ましていました。しかし、本音ではこの職場で3年頑張れる気がしませんでした。自分でも分かっていたのですが、せっかく4年制大学を卒業したのにここでキャリアを諦めたくなくて、気付かないふりをしていました。
看護師を辞めたいと思った時の職場
急性期病院の消化器内科病棟
解決策
最初は同僚に相談しました。すると同僚も同じ気持ちで、すでに転職サイトに登録していることがわかりました。私は同僚の転職を応援しつつ「私はもう少し頑張れるのではないか?周りに流されて転職して、後悔したらどうしよう。」となかなか動けませんでした。でも、転職するとしたら看護師か、保健師か、そもそも3年も経験がないのに転職なんて出来るのだろうかと今後について考え始めました。考えすぎてらちがあかないので、「私は何について考える時にワクワクしているか」を考えることにしました。試しに看護系雑誌を読もうと思い、本屋に足を運ぶと「産業保健と看護」という雑誌が目に入りました。読んでみると、メンタルヘルスや健康経営について書かれており、とても興味深く読んでいて楽しくなりました。その日から産業保健師について調べはじめました。転職サイトにも複数登録し、エージェントさんに産業保健師に転職したいと相談しました。産業保健師は求人数が少なく、狭き門のためそもそも未経験者が応募できる求人がほとんどありません。でも、どうしても産業保健師になりたくて心理系の資格やパソコンの資格を取得し、学会にも行ってみました。するとエージェントさんが熱意を評価してくださり、未経験でも応募可能な求人を紹介してくれました。いくつかの企業で不採用となり、やっぱり無理なのかなと思っていたとき、今の職場にご縁を頂きました。
転職することによって解決した場合の職場
一般企業(産業保健師として勤務)
今看護師を辞めたいと悩んでいる看護師さんたちへのアドバイス
今、辞めたいと悩んでいる方は、しっかり自分のキャリアについて考えているからこそ悩んでいるのだと思います。私も「辞めたいけれどキャリアが崩れたらどうしよう」と悩んでいました。毎日泣いていました。でも、自分の人生の責任を取れるのは自分だけです。例え心身を病んだとしても、誰も責任は取ってくれません。皆さんは辛い思いをするために勉強を頑張ってきたわけではありませんよね。自分で覚悟を決めたら、どんどん行動に移して自分が納得できる環境にいきましょう。