Contents
年齢・性別
26歳・女性
現在の居住都道府県
神奈川県
看護師として働いた(働いている)年数
4年
看護師を辞めたいと初めて思った年数
看護師になってから半年頃
看護師を辞めたいと思った時、どなたかに相談しましたか
同僚
看護師を辞めたいと思ったきっかけ
就職をしてから、新人指導の方から課題(疾患や検査、手術に対する勉強を行い、ノートにまとめて提出する。)が毎週出されました。業務を覚えなければいけないという状況の中で、課題が出されたため、休日も休むことができませんでした。日勤での受け持ちや夜勤業務が開始となり、患者を受け持つというプレッシャーや失敗をしてはいけないというプレッシャーを毎日感じていました。残業も毎回あり、日勤の時は消灯前に帰れれば良い方という状況でした。(残業代は就職して半年が経過するまではもらえませんでした。)
重症患者を受け持つようになった頃、「勉強した方がいいから受け持ち代わってあげる。」と副主任が言い、急遽受け持ち患者が変更され、重症患者を2人(術後合併症が起きてしまっており、呼吸器管理・ストマ管理・経管栄養などの処置が多い患者さんと末期がんでせん妄状態にあり、転倒リスクが高い患者)を受け持つこととなりました。処置が多かったり、状態管理が難しいという側面で業務に追われていました。新人は経験を得るために、看護の大変な患者(不穏の患者や末期の患者など)や重症患者を受け持った方がいいという先輩方の考えがあったため、そのような重症患者は新人看護師がほとんど受け持ちをしていました。そのため、日勤をする度に「誰を受け持つんだろう。」「自分がちゃんとみることができるのか。」「インシデントを起こしてしまわないか。」というプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。休日も勉強に時間を費やし、日勤をすれば残業・始業前業務は当たり前、重めの患者を毎回受け持つという状況に、心理的・身体的ストレスが蓄積され、もう逃げ出してしまいたいという気持ちが芽生えました。
今となっては、良い経験になったとは思いますが、当時は、先輩看護師が重症患者を新人に押しつけていると感じていました。常日頃辞めたいという気持ちはありましたが、その時に辞めたいという気持ちがより一層強くなりました。
看護師を辞めたいと思った時の職場
総合病院の外科病棟
解決策
私の病棟には、私以外に4人同期がいました。日勤終わりや夜勤終わり、休日に同期とご飯へ行ったり、カラオケに行ったりしていました。その際に、話出したらキリがないくらいの愚痴や思いを吐き出しました。愚痴などを話すことで溜まっていたものがスッキリしました。また、自分と同じような思いを同期も持っていることを知ることによって、安心感や心強さを感じました。それにより、日々辛いことや苛立つことがあるけれど、この同期達とどんな困難も一緒に乗り越えていきたいと感じ、その時は辞めずに仕事を続けることができました。
今看護師を辞めたいと悩んでいる看護師さんたちへのアドバイス
新人看護師さんは、初めてのことが多かったり、人間関係の構築をしなければいけなかったりと多くのストレス負荷がかかります。そのストレス負荷は、誰にでもふりかかるものであり、先輩看護師の方々もきっと同じような思いを新人の頃にしていたと思います。その辛さを乗り越えることができれば、看護師1人前として働くことができ、少しずつではありますが心の余裕が出てきたり、看護の楽しさに気づくことができます。1人で全てを抱え込む必要はなく、同期や友達、家族などにこまめに吐き出すことで、前に進めると思います。