病院以外で働きたい!看護師におススメの職場と転職のコツ。

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病院以外で働きたい看護師向けに、転職のポイントを紹介します。看護師が働けるおすすめの転職先の種類の情報から、転職を成功させるコツをまとめました。今の職場に不満があるなら、転職を考慮してみましょう。

 

 

看護師におススメしたい病院以外の勤め先は?

この記事では、看護師が活躍できる病院以外の転職先を紹介しています。

今までの病院の勤務経験を活かしながら働ける職場は多数あるため、ライフスタイルにあわせて比較してみてください。

 

具体的に紹介するおすすめの転職先は、以下の4つです。

 

  • 診療所やクリニック
  • 訪問看護ステーション
  • 高齢者向け介護施設
  • 一般企業

 

診療所やクリニックはベッド数が19床以下 の小規模な医療機関で、入院設備がなく診療のみの小規模なクリニックもあります。

仕事内容は病院と同じですが、少人数での作業となるため患者さんとの距離が近くなり、アットホームな雰囲気が魅力です。

 

訪問看護ステーションの仕事は、利用者さんのお宅での看護です。

医師の指導のもとでの医療処理や在宅介護のアドバイスをします。

訪問看護は1人の対応 となるため責任が重くなり、看護師としての経験を求められますが、働く時間や日数が調節しやすいため、プライベートを重視したい方におすすめです。

 

高齢者向け介護施設では、医師の指導による医療処置ではたんの吸引や褥瘡の処理などで、ほかにも服薬指導などをします。

介護施設では介護スタッフがいるため、病院と比べて体力的な負担が軽くなることから、年齢を重ねても働きやすい職場でしょう。

看取りでは精神的な辛さがありますが、高齢化社会に伴い需要が増えているメリットがあります。

 

一般企業の仕事は、産業看護師として働きます。

従業員の健康診断やメンタルケア、過重労働対策をする仕事です。

産業看護師を必要とするのは大企業が多いため、給与や待遇アップが期待できるでしょう。

事務作業が中心となり軽作業ですが、1人での作業 からなる負担を考慮しなければならない点と、パソコンスキルが必須となる点に注意してください。

 

病院以外はライバル多め、キチンとした準備と対策を

看護師が病院以外で働きたいときは、以下の点に注意が必要です。

 

  • 求人数が少なくなる
  • 多くの希望者がいてライバルが増える

 

以上の2つの点から、病院以外の転職活動では、自己分析と複数の転職エージェントの利用が欠かせません。

 

自己分析とは、自分が転職先に何を求めているか洗い出す作業のことです。

人によっても転職理由は異なっており、たとえば給料アップを求めているのか、人間関係の良好な職場に移りたいのか、ライフスタイルにあわせた働き方をしたいのか、研修制度が充実した職場に転職したいのかなど、明確な希望をまとめるようにします。

 

転職活動に自己分析が重要な理由は、自分の希望がわからないとその条件に合う求人を絞り込むことができないからです。

何となく転職したい人は失敗しやすいのですが、たとえば「子育てと両立したい」という明確な希望がある方なら、土日祝休みや勤務時間が短い求人を探しやすくなるでしょう。

 

また、転職エージェントを利用する理由は、自分では探せない情報を得るためです。

求人情報だけでは自分が希望する職場なのか判断に迷いますが、転職エージェントなら内部事情まで把握しており、採用傾向も理解していることがあるため、転職に無駄な時間を費やす心配がない点から利用をおすすめします。

 

介護施設が実は狙い目

看護師が転職するなら、以下の理由から介護施設は狙い目です。

 

  • 人手不足で求人数が多い
  • 年齢を重ねても働ける
  • ブランクがある人でも安心

 

介護業界では2025年に年間約5万人の人手不足 となることが、高齢労働省が発表する「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」で明らかになっています。

とくに都心部で深刻な人手不足となっており、看護師の資格がある人材も介護業界で求められているため、看護師の転職先として介護業界はおすすめです。

 

さらに介護業界なら病院ほど体力的な仕事がなく、年齢を重ねた方が働きやすいのも魅力でしょう。

ブランクがあると病院への職場復帰に不安がありますが、介護業界なら病院ほどの医療知識は必要ない理由でも転職先におすすめです。

介護施設での医療行為は以下の内容があるため確認しておきましょう。

 

  • 口腔ケア
  • 軟膏の塗布
  • 薬の管理
  • 軽いけがの処置
  • 呼吸器ケア
  • ストマ器具の排泄物処理

 

体験談:病院以外でも看護師は看護師

病院以外の職場に転職したらいいか迷っている方は、次に紹介するKさんの体験談を参考にしてみてください。

 

Kさんは40代女性で、病院から介護施設に転職しました。

転職した理由は、病院の仕事が激務だったからで、40代になり体力的に仕事が辛くなったからでした。

若いときは体力もあり病院勤務でも気にならなかったそうですが、40代になり夜勤が少しずつ辛くなり、日勤を中心に業務をしていましたがそれでも病院勤務が辛いと感じ始めたそうです。

 

このような理由からKさんは、病院以外の職場を探していました。

いろいろな働き先を比較してみたところ介護施設なら年齢を重ねても激務になる心配がなく選んだそうです。

 

介護施設では、看護師の経験や知識を活かせるため、周りから頼られている存在になり、自分が良いと思う医療を提供できている感覚があると語ってくれました。

 

看護師の資格があると病院勤務しか頭にない方もいるかもしれませんが、Kさんは介護施設で働いていても看護師の仕事には違いないと感じているそうです。

仕事内容が軽くなったことで精神的・肉体的負担が軽くなり、利用者さんへの対応が優しくなったと感じているようで、看護師としてのやりがいを求めているなら、介護施設への転職はおすすめだと話をしてくれました。

 

看護師の病院以外の転職はエージェント利用がポイント

病院以外の職場に転職を考えているなら、求人数が少なくなることは覚悟が必要です。

悪い状況で転職活動をしなければならないため、誰かに相談しながらより良い転職活動をしてみてください。

 

求人数が少ない転職活動では、転職コンサルタントの利用がおすすめです。

無料で以下のサービスが受けられるため、スムーズな転職活動のために活用するといいでしょう。

 

  • 職場の雰囲気を教えてくれる
  • 希望や経験を考慮した求人を探してくれる
  • 最新の転職事情を転職のプロが教えてくれる
  • 希望の転職先との調節をしてくれる
  • 履歴書や面接対策の相談に乗ってくれる

 

転職コンサルタントのサービスは、求人の紹介だけではありません。

職場の人間関係が不安で転職できない方へは、職場の雰囲気を教えてくれるため安心です。

育児や仕事などで忙しく転職活動に時間が取れない方へは、希望の職場との面接日の調節や待遇の交渉までコンサルタントが担当してくれるため作業がスムーズになります。

 

転職コンサルタントの利用料は無料で、費用の心配がないため、転職の相談だけでも利用してみてください。

 

看護師は病院以外でも活躍できる!

看護師という資格を活かせば、病院以外でも働くことは可能です。

病院での勤務はやりがいがある仕事ではありますが、自分や家族のプライベートを充実させた働き方に変えたくなったら、病院以外の職場への転職を考えてみてください。

ただし、病院以外は求人数が少なくなるため、紹介した内容を参考にしながら転職を成功させてみるといいでしょう。

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